下駄を履いて三千里

派遣+副業(修理、アフィリエイトなど)をやりながら

むらりょ~の仕事探しはこうやる ブランクさん用の戦略

高校のときにバイトしていた悪名高いブラックコンビニのフランチャイズがローソンに変わることを知った。駅前にコンビニを作るための布石だったようにしか思えない。万引きは相変わらず多いのだろうか。


さて、仕事の探し方を教えます。今日はブランクさん用の戦略。


まず、履歴書。


空白期間について、必ず聞かれます。なんでも答えていいとは思いません。身内に具合が悪かった人がいたと答えればいいです。おじいちゃん、おばあちゃん。お父さんとお母さんは辞めたほうがいい。すぐばれます。


もしくは親戚の家の手伝いだけしかやっておらず、その期間は釣りをしに全国を回っていたと答えるとかね。銭湯めぐりや日本の文化の写真を撮りに旅をしていたとかでもいい。お遍路さんはダメよ。悪いことをしたと思われます。


嘘をつくことがいいことですか?悪いことですか?なんて他人に聞いちゃうようなタイプは、社会がどれだけ嘘ついてきてるのか分かってないので、一度、騙す側に回るべきです。たいていは知らず知らずに騙してるものです。


次に、仕事選び。


週3日までの仕事を選びましょう。軽作業の仕事も悪くはないのですが、繁忙期は残業やシフトを変えられやすいので、気をつけましょう。


オススメは清掃です。綺麗にする仕事は美化活動の一環でもあるので。大変に評価されます。といっても次のステップを踏む際にだけですが。たいていはおじいちゃん、おばあちゃんが多いので、黙って「はい」と言ってやればいいだけです。


清掃の時給が少ないとお嘆きなら、深夜帯の店舗や施設の清掃を選ぶといいかもしれません。大体は早く綺麗に片付けて、早く終わらせて、早く帰ろう。ただし当日の作業に欠員が出た場合は、残業やらが出やすいので注意です。


清掃で1年半ぐらい経ったぐらいで、次の場所を選びましょう。いよいよ背広を着て就職活動をする訳ですが、自分のやってきたことと、企業側にニーズを明確に打ち出せるようにしておくこと。


案外にやってきたことと、ニーズを結びつけるのは簡単です。例えば、清掃業や美化活動で美しくさせたいと自分の中で何が駆り立てるのかといえば、清く正しく美しく。どれも半端なままにしておきたくないと感じているからです。とかね。


専門性とか資格があったほうがいいのか?と何回も聞かれたことがありますが、関係ないです。どうしてもということであれば、取得すればいいと思います。独立、起業する訳でもないのに、なぜ必要なのか理解できませんけどね。


30歳手前で国家資格を目指すのはしんどくないですか?しかも国家資格の中で、長期的に安定して、体を壊さずに働くための資格なんてあるのでしょうか。


私は「働く」というのはベター(最低ライン)だと思っています。ベターをやっていかないとベスト(できうる限りのこと)は見えてこないので、ベターを続けていくほかありません。


もともと雇われるのが嫌いで「人にあれこれ言われるのが嫌だからコンビニで起業したんだ」とか言うオーナーに雇われた経験から、どうも雇う側は履き違えてるよなと。まるで雪駄と草履の違いが分からないようです。


起業する人は自分の下駄を持たなきゃいけないものです。下駄すらない人はただの裸足の乞食です。私は乞食とホームレスは違うと思っていますが、言葉が煩雑になり、それすら分かりづらくなりました。


けど、良いことかもしれません。乞食もホームレスも下駄を持っても、周りは分からないってことです。私も昔は乞食みたいなものでしたから。こだわるのやめません?毎朝7時に出勤して、夜6時に帰ってきて、風呂に入って夕飯を食べて寝るだけ。


そんな生活にあこがれているなら、その生活をやるべきです。けどあこがれてもいない。どうしたらいいかわからないから、ベターをやっていくんだ。と悩んでいるなら結局、自分だけの下駄を探すべきだと思うけどね。


そんな、むらりょ~は今日も下駄でがんばっていますよ。